今日一本の動画を見て衝撃を受けた。
私が今悶々と悩んでいるのはすべてこの動画の内容によるのではないかと。
私は今会社に勤めている。
その会社は私が”なんとなく””長く働けそう”として選んだものだった。
思えば就活のころ、私は初めIT企業に勤めようと考えていた。理由は将来伸びていく業界であり、結果的に自身のスキルが上がり市場価値も伸びていくのではないかと、そう考えてのことだった。
そしてある会社に内定をもらった。外資系のIT企業であり、自分が成長するにはもってこいの環境に見えた。だが、私はどうしても自分の中に恐れがあるのを隠せなかった。ずっとそこで勤め上げていく自信がなかったのだ。結果的に恐れがぬぐえなかった私は、別の企業に就職を決めた。そこはいわゆる準公務員と呼ばれるような会社で、私はそこで働けば趣味に時間を割くことができまたそのまま長く務めることで安定的に給料が上がっていくことを見越しての就職だった。
しかし、3年たった今自分の選択は間違っていたと強く感じる。本当は、生半可な気持ちでスキルも身につかないルーティンワークをすることなど、嫌だと感じていたのだ。それだけではない、このままスキルの身につかない状態で歳だけとっていくことに強い焦りを感じていた。それは日に日に増してきており、自分の環境を変えるのであれば今しかないのではないか、と強く感じる。そして、そんなことを考えている今、この動画を見たことが胸に刺さったのだ。
ああ、どうして私は最終的にこの選択をしてしまったのだろうと、強く思った。準公務員だからと言って決して楽ではなく、むしろ残業も自分で選択する自由がなく決められている。そのため決められた期限内に仕事を終わらせなければならず、毎日必死に働くしかない。そのうえその仕事は1か月のルーティーンワークであり、何もスキルが身につかず自分が成長できた感じは全くしない。
それなのに時間だけがどんどん過ぎていくことに、強い危機感を覚えているのだ。このままでは自分は何のスキルもない選択肢の持てない人間になってしまう。
25歳でこの動画に出会えたことはある意味良かったかもしれないが、本音を言うともっと早く出会いたかった。就活しているとき、親は安定した大企業をすすめ、わたしは何となく軸ももてないまま大きい会社ばかり目指して就活をしていた。どのように会社を選べばよいのか、ということも全く不明確だった。
だがこの動画でははっきりと自分の市場価値を上げられるかを考えて会社を探せと言っている。そしてそれが、ああその通りだと、3年働いた今強く感じられるのである。
今就活している学生は是非、安定しているか、大手企業かという”世間”の評価には目もくれず、”自分が成長できるか”を軸として就活してもらいたい。多少自分の実力よりも上だと思える企業に就職したほうが、結果的に自分の成長につながり、将来の選択肢も広がるのである。だから、絶対にそのほうがいい。
私も、今からでも遅くない、ある意味ぎりぎりの年齢かもしれないが、時には安定から抜け出し挑戦をしなければ、自分の価値などどんどん落ちていくのだと、そのほうが実はとても危険なのだということを、改めて考えたい。
自分を常に向上していくようでなければ、人生の本当の喜びは得られないのだと、私は思う。皆さんはどうでしょうか?今の環境に、自分の選択に満足していますか?
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